2012年6月17日日曜日

台所の排水

先日、台所の排水が逆流して来た。
このアパートの台所の洗い場はとても狭く、鍋を洗うのも一苦労。ドイツのアパートのシンクはどこもこんなもん、と言われるが本気で料理をしない証左のようでもある。
特に食器洗い気を遣う時の調子が悪く、使っている時に水を流すと流れにくくなっていた。
最悪になったのは、我が家で使っていない時に逆流して来たときだ。おそらくはアパートの同じ系統の家で使った食器洗い機の排水だ。しかも最終的には溢れてしまい、台所は大惨事に。
家族総出で何とか拭いたり、バケツにくみ出したりして大変な目に会ってしまった。その日はもう食事を作る気も起きず、外食しようか、とも思ったがいつ溢れてくるやも知れず全く最悪な日であった。
会社の契約しているこちらの生活をサポートしてくれる方に電話をして色々と動いてもらったが、その日が日曜日であった事もあり何も進まず。しかも、我が家のせいで詰まったのなら修理費用を請求されるかも、とか言われる。このアパートは100年以上建っている。その歴史を考えるとわずか1年ほど住んだ我が家にどのくらいの責任があるのか良く分からないが、そうなったら全く理不尽だ。しかも、我が家では時々パイプがつまらないように薬を入れたりもしていた。
結局月曜日に業者に来てもらって共用部分に問題がある事が分かり、我が家の負担は無かったのだが、その業者が言うには、このアパートの配水管は「おかしい」と。詰まりやすい構造になっているのと、おそらくは配管径がアパートの戸数に合っていないのであろう。「私なら引っ越すね」と言って帰ったそうだ。
妻もかなり落ち込んでいたが、みんなが来る前にこのアパートを選んだのは自分。かなり、というか、一番落ち込んだのは言うまでも無く自分だ。
引っ越した時に、引っ越す前に直すと言われた壁は未だに修理されず、前の住民と管理会社が裁判をしているそうだが、進捗の報告も無く、おそらくは嘘をつかれている。ドイツ人の悪い面を見ているのだが、このアパートの管理会社のいい加減さにはいい加減うんざりしている。

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