やはり、子供を病院に連れて行く、というのは自分が行く以上に大変だ。
ドクターは英語をしゃべってくれることが多い、とも言われるが問題は受付の突破だ。
先日、我が家の子供がどうも水疱瘡のようだ、というので病院に連れて行って確認しなければ、ということになり行くことにした。
水疱瘡は子供の頃には大抵一通りかかる病気で1週間から10日ほどで治る場合が多いらしい。自分がかかった時のことは覚えていないのだが親に聞くと大概すぐに答えてくれる。親ってすごいな、と思っていたのだが自分が親になるといろんなイベントと一緒に覚えているものだ。
こじれると体の一部が麻痺するようなことにもなるらしく、軽く見ておく訳にはいかないし、他の子に移すわけにもいかない。
病院には一緒に行こうと思っていたのだが、妻は一念発起し、自分が連れて行く、と言い出した。周りの友達に頑張れそうな病院を聞き出し、受付で言いたいことを必死でドイツ語訳し、子供と一緒に行ってきた。ドイツにきたばかりの頃には考えられないようなことだった。
妻も必死で努力しているのだなぁ、と本当に感謝だ。
妻はVISA更新の条件、と言われているドイツ語の学校に行っている。毎日さっぱりわからない、と言いながら宿題もやっているのだが、今回の病院のように取り敢えず自分で言いたいことを予め訳しておいて頑張る、ということはできるようになってきたらしい。今だに英語はさっぱり、と言い切っているので、もしかしたらここで暮らしている分にはむしろドイツ語の方が頑張れるかも、というようになってきた。もちろん会話できるレベルにはまだまだのようなのだが、ちょっと質問、くらいなら頑張っている。通じているのかは微妙だが、あちらも意図を察してくれるようにはなってきた気がする。
英語で通じる人がいないかと頑張っている自分よりはずっと現地化してきた気がする。
結局、子供の水疱瘡は杞憂に終わり、ただの虫刺され?との診断。そんな虫がいることも我が家にとってはまずい気がするが、まずは一安心だった。
話は全然違うが、今日は女性の日、だそうだ。
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