今回の旅行ではレンタカーを使って移動。空港で手続きをして出てきたのはFIAT 500Lディーゼル車。
ドイツから持ってきたナビをつけて運転。ナビの情報はだいたい大丈夫だったが所々で進入禁止のところやランナバウトが省略されたところもあった。まあ、だんだん慣れてきた。
シチリア島は街中の大きな通りは信号もあるが少し街を出ると交差点はほとんどランナバウト。ドイツよりは突っ込んだ者勝ち、という感じがあった。二重になっているわけでもないところで並走されたりと最初は怖かったが、これもだんだん慣れてきた。
街中はなどは特に優先標識があるわけではなく、stop表示がある方が一旦待つ感じはあるが、どんどん突っ込んでくる感じで主張しないと左に曲がるのが大変なところもあった。右から来る方が優先ルールはあるのかもしれないけどまあ主張しないと先に進めない。
でも、歩行者には基本的に優しくてしばらく渡りたい感じで立っていると大概止まって通してくれた。
借りた車はディーゼル車だったが、給油はガソリンかディーゼルか?の2種類だったと思う。ディーゼルのイタリア語がガソリンに似ている、と言われたが給油ノズルにはしっかりとディーゼルと書いてあるので大丈夫だった。基本セルフでドイツと同じ感じか。最終日日曜だったこともありガソリンスタンドの多くが閉まっていて、満タン返しはできなかったけど、まあ大丈夫だった。後で請求されるみたいだ。ちょっと割高だとは思うけど空港近くのスタンドは全然開いてなかったので仕方無し。
高速道路もあり、車は多くないので快適に移動できる。大概2車線。今回の旅行中大雨の日があり、所々で側壁が崩れているところがあり、車線規制はあった。
高速道路の舗装はまあまあ、ドイツよりはかなり悪い。
料金は無料のところと有料のところがあった。有料のところは日本と同じくチケットを取って入り、出る時にそれを渡して清算する。30キロくらいの走行で2ユーロ以下だったので料金はすごく安いと思う。清算する所は人がいる場合もあれば機械に入れて清算、という所もあった。日本のETCのように自動清算のレーンもあったが、そちらを通過するのは半数以下だったかな。
速度制限は80キロから130キロ辺りで合流地点付近が100キロ制限という感じ。無制限区間は無かった。速度取り締まり機は見つけられなかったが、平均時速で測る所もあるようだ。高速でそんなに飛ばしている車は見なかったので、制限速度よりちょっと遅いくらいで走っていればだいたい大丈夫。
下道の舗装は結構荒れているが砂利道は無かったかな。下道といっても結構広い車線で制限速度くらいで走っているとガンガン追い抜かれる。こちらは家族みんなを乗せて山道を攻めるつもりもないので、どんどん譲る。
走っている車はやはりイタリア車のFIATとかAlfa Romeoとかも多かったし、日本車もトヨタ、ニッサン、MITSUBISHIなど。比較的古い車が多かったかな。メルセデスもたくさん走っているけど一つ前の型が多かった。
小さい車の方が取り回しには良いかもしれない。
街中の観光の時も基本的に路駐した。青いラインで囲まれている所は一般の車も停めてOKで白や黄色はそこの住民用なのかな。縦列に駐車している車も多かったので結構カオス。
レンタカー代は最終的には結構高かったかな。ま、いろんな所に行けて良かったので由としよう。
こちらは雨が止んだ日に再び行った魚市場雨の日に洪水のようになっていた所