ドレスデンで盛り上がりつつあるPEGIDAの毎週月曜日のデモ。昨日はついにそれに反対する集会が開かれた。公式発表35000人ということなのでフラウエン教会の周りは人で埋まっていたと思われます。
PEGIDAはヨーロッパのイスラム化を避けようというのがそもそもの主張。ドレスデンでデモが始まり毎週集まる人が増えてきた。昨日の集会は、ドレスデン市長、ザクセン州知事も出席した反対集会で、ドレスデンは、あるいはドイツはすべての人に開かれているべきだ、との演説がされたようだ。
PEGIDAの主張は反イスラム化、というのに乗じて移民政策の見直しや外国人の排斥を主張する強硬な人達も巻き込み始めているようで外国人としては注意が必要な雰囲気になってきた。
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この集会はフランスのテロと直接は関係がないが、金曜日には市役所に半旗が上がっていた。民族主義とか、宗教の対立は欧州では特に難しい問題をはらんでいる。ドイツは経済が好調なこともあり、多くの移民を受け入れている。これが、もともといるドイツ人にとっては仕事を奪われている、と感じたり、税金の使い道を間違っていると感じたりすることもあるようだ。
外国人排斥というような過激な主張が多くなされ始めると我々駐在員も傍観していられないので、気をつけていきたいと思う。
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