一部繰り返しになりますが、覚え書きにもう少し詳しく書いておきます。
朝の気温は10度以下でちょっと肌寒かった。悩んでいたが、足首までのタイツと上はTシャツと長袖を着た。受付でもらったゼッケンは長袖の方に着けた。
スタートポイントは申し込む時に申請した目標タイムに応じて決まっていたようで、だいたい4分後にスタートできそうと表示されている「C」の場所。でもスタートの合図からは2分くらいでスタートラインを通過。
最初は飛ばさない、と言い聞かせ6分以上のペース、と思っていたけど、混雑していて飛ばしようがない状態でだいたい7分以内のペース。2、3キロあたりからばらけてきたので、ちょっとずつ抜き始めた。でも、飛ばし過ぎないよう6分ペース。
5キロあたりは調子も出てきて周りの人も長袖を脱いで腰に巻いたりし始めてだんだんペースが上がってきた。
8キロあたりでエルベ川を超える橋に至る地下道。普段は車専用の所。声を出すと反響して面白いのか?前からウエーブのようにウォーっと声をあげてみたり拍手してみたりとみんな楽しんでいる。地下道を抜けると新しい橋 Waldschlößchenbrücke。
所々でドラムなどを叩いて応援している人がいて、手を振ったり拍手して通過したり。この辺りが一番楽しかった。
橋を抜けると結構長い直線。この後グローサーガーテンを一周だなあと思い始めた頃右膝がピリッとした。まずいか?イヤイヤ気のせいだ、と走り続けたが、やっぱり痛い。ここで一気にペースダウン。今まで一緒に走ってた人がどんどん前に行く。まだ週末の10キロ練習より短い距離。
ここまでのペースなら2時間切れるな、と思っていたけど、どんどん貯金が減っていく。我慢して、仕方がない、とにかく完走はしたい、と思いながら走った。15キロ越えたあたりで平均5:40を超えて遂に貯金ゼロ。完走を、と痛さをこらえる。19キロ表示が見えた頃、ちょっとした段差があった。この時右脚が少し曲がるくらいの段差だったと思うが、気が付いたら転倒していて頭も打った。右脚が上がらなかったみたい。やっちまったか?となんとか座るとすぐ後ろを走っている人が大丈夫か?と声をかけてくれる。Danke, okとは言って先に行ってもらったものの、眼鏡はズレてるしイヤフォンも片側取れてるし、頭も痛い。でもなんとか立って歩き始められた。イヤフォンを直して眼鏡をかけ直して少し歩くと給水所。ここは仕方ないので歩きつつ水を飲み、やっと少しずつ走り始めた。
あと2キロ。いつもの練習よりずっと短い距離だ、と言い聞かせつつゴールを目指す。あと1キロを切った所で追い抜く人が「頑張れ」と声をかけてくれた(もちろんドイツ語からの意訳)。自分もしんどい所だと思うと、とても嬉しかった。
最後の角を曲がりやっとゴールラインが見えて時計の表示を見ると2時間6分を超えていた。あー。やっぱり2時間は切れなかったなー、と苦笑いしつつゴール。
完走者がもらえるメダルを掛けてもらって、まずは水分補給を、とアルコールフライのビール。それからリンゴ、去年もそうだったけどこれが美味しい。
バナナも貰って一休み。ゴールしたご婦人が脚、大丈夫?とゼスチャーで気を使って下さった。
ゴール直前で応援してくれた家族と合流。
ちょっと右膝で残念だったけど、2時間切りは次の目標にとっておこう、と。
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