2013年10月15日火曜日

チェコの高速道路で警察に止められた

先日、チェコに行った帰り道、特に工事などしていなさそうなところで速度制限が急に80キロになった。先日違反を取られたこともあり当然減速。すると警察車両がじっと通過している車を観察していた。減速OK。特にやましいことはない、とそのまま通過したら測道から警察のワゴンカーが出てきて追い抜いていき(その時も車の中を覗き込むようにしていた)、程なく青い光が点滅して止まれ、と表示が出た(おそらくチェコ語とドイツ語両方)。よく分からなかったが、この状況からそのまま行くのはまずかろう、と減速して路肩にに停めた。
アメリカなどでは自分から窓は開けてはいけない、と言われるのでしばらくハンドルを握ったまま待つ。フロントガラスの周りをじっと見ているので、高速チケットのことか?と思い、フロントガラスの下に置いておいたチケットを見せた。
すると、なんだー、と笑った感じで場が少し和んだ。やはりこのことのようだった。そこで窓を開けチケットを見せるとチェコ語、ドイツ語で話してくる。全く分からなかったが妻が何とかドイツ語で解読。
チケットは正しいが、フロントガラスに貼っておかないとダメだ、と言っているらしい、と。
このチケットはチェコに入ってからガソリンスタンドで買ったのだが、どう置いて良いのかチケットに描いてある絵を見るだけではよく分からず、フロントガラスの下に置いておいた。ナンバーを書くところもあるので自分の車のナンバーも書いておいた。
でもちょっと不安になり、その時近くにいたドイツ人と思われるご夫婦に妻が身振り手振りで聞いてきた。そのご夫婦はフロントガラスの下に置いておけばよい、というような説明をしてくれて、半分に折って破れそうな点線も切ってはダメ、と教えてくれた。
その結果、そのまま置いておいたのだが、ステッカーをペラっと剥がしてフロントガラスに貼るのが正しいようだ。

その後、ステッカーを貼ると、笑顔で終了。特に免許証とか車検証とか見せろということは無かった。妻のドイツ語(何とかする)力にも感心。
チェコの高速道路は3回くらい通ったが警察に停められたのは初めてだった。
ドイツから行く場合には国境の直前に販売所があったり、見逃してもガソリンスタンドで買える。忘れずに買わねばなりません。いくらだったか忘れたが、大した金額ではなかったと思う。一番安いチケットで10日間有効。何度も行くなら一月毎や年間のチケットもある。

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