さて、今年のお正月はハンガリーまで行きました。我が家からは、ドイツ出発、チェコ、スロバキア、と経由してハンガリーまで約750キロの車での旅となりました。ドイツ以外の高速道路は制限速度ありなので、ドイツ国内ほどは距離が稼げませんが、行きはスロバキアで一泊、帰りは直帰で頑張りました。
まずは、車事情から。
高速道路
高速代:ドイツはもちろん無料。チェコは10日間で12ユーロ。スロバキアは10日間で10ユーロ。ハンガリーは10日間で12.9ユーロでした。
チェコは、前にも書いたが入国直前に高速チケットを売っているところがあるのでそこで購入。見逃しても入国後にガソリンスタンドで購入可能。プレハブみたいなところで売っている。シールをもらったら車のナンバーを書いてシールをフロントガラスに貼る。
スロバキアは、こちらも入国直前にチケットを買うところを見つけたのでそこに入り購入。たまたま、トイレ休憩中で誰もいなかったのだが、しばらく待つと帰ってきて購入できた。こちらもナンバーを書いてシールを貼る。
ここを通り過ぎてもおそらくはガソリンスタンドで購入可能。
いろんな国を行き来しているとフロントガラスがシールだらけになりそうだ。
続いて、ハンガリーは、国境の辺りに売り場があった。トラックは関税の手続きがあるのか別の場所に行っていたが、我々は売り場の近くに車を止めて窓口に。ここで、車のナンバーと10日間で、とお願いするとコンピュータに登録してくれる。お金の支払いとサインをすると終了。シールは無いの?と聞いたら電子情報で登録されているからOKとのこと。走っていると所々にカメラっぽいところがあったので、スピード取り締まりか、ナンバーチェックをしているらしい。
話はちょっとずれるが、今回小雨や霧が多かったので車があっという間に真っ黒になった。行き交う車も同様でナンバープレートが真っ黒になっているのもあった。そうなるとどうやってチェックするのか??赤外線で大丈夫なのか?まあ、分からなければそもそも取り締まり用が無いかもしれないが。
いずれもEU加盟国なので国境付近では特にそれ以外にすることはなく通過。EUマークを見逃すと国境がどこかも分からないかもしれない。
こうして見ると、日本の高速代よりもかなり安いと思う。区間によって料金が違うわけではなく、一定期間乗り放題であるし、それでも10ユーロちょっとで国の端から端まで行ける。料金所での渋滞も当然ながら発生しない。日本のようなETCを車の所有者にお金を払わせて着けさせるよりもはるかに低コストで管理しやすいのではないだろうか。
この時期だからか車は多くなく追い越しとかあまり気にせず制限速度だけ気にして走っていれば良い感じだった。路面はチェコは一部はわざとしているのか少しガタガタするようになっている。これはスピードを出しすぎないようにするためなのかもしれない。舗装が古くなっているだけではなさそうだった。スロバキア、ハンガリーはいずれも舗装は綺麗で安心して走れる感じだった。途中霧が出たところもあるが特に滑りやすい感じも無かった。雪が降ったらどうなるのか、はちょっと分からないがこの舗装ならまあ安心して走れるであろう。
市内の道路。
スロバキアは首都のブラチスラバという所を少し運転。道路は広くて運転しやすかった。ブラチスラバ城の近くまで行ったのだが、山を登る際にも特に問題無し。
駐車場代はまあ普通。信号の黄色の時間がドイツより少し長い気がした。青に変わる際には黄色、青の順番で変わるのだが黄色で出発していいみたいだ。
ハンガリーも首都のブダペスト内を少し運転した。市内は駐車場が少ない。路駐ももちろん可能なところはある。駐車場代はドイツ同様時間に応じてお金を入れてパーキングチケットを置いておく。青空駐車場や地下駐車場もある。(出入り時間で出る際に清算)
給油
今回はスロバキアとチェコで給油。ハンガリーでも同様だったがいずれもセルフ式。ガソリン代はチェコがドイツよりも少し安い。スロバキアとチェコは同じくらいか。100リッターあたり140ユーロくらい。ハンガリーは給油しなかったのでよくわからなかった。ガソリンエンジン用のノズルは、それほど迷うことは無かった。DieselはどこでもDieselとはっきり書いてあるのでガソリンの場合にはその他を探す。Dieselもそうだが、2種類あり、ガソリンの場合はハイオクと普通、っていう分け方か、と思う。ドイツだとさらにE10とかあるのだが、これらの国では無かったみたいだ。ガソリン車にはSuper95とかを入れればOK。
こちらはチェコで給油した時に選んだガソリン。
こちらはスロバキアで給油した時に選んだガソリン。
我がシトロエン君は満タンで高速を走るとだいたい500キロくらい走る。もう少し燃費が良いといいのだが、まあ家族全員乗って荷物も結構積んでいたので普段よりも悪いかもしれないが。