まずは高速道路
高速道路は全て速度制限がある。ドイツから国境を越えると制限速度には注意が必要。オランダの道にはかなり頻繁に速度制限の表示があるので時々チェックすることでここは何キロまで、と分かるようになっている。ドイツのように無制限区間だよ、という表示のあとしばらく何も無いのとはちょっと違う。
オランダの高速道路は走った限りではMax130Km/hで100から120Km/hのところが多かったと思う。片側5車線の道路で100Km/h制限だったのに2車線道路に分岐したとたん120Km/hになったりした。混雑事情にもよるのかもしれないが、5車線の道路を走ったときには左側2レーンはほとんど車が走っていなかった。
アムステルダムが近づくと時間帯によっては渋滞が発生するようだ。実際旅行中も渋滞にはまり、多くの時間をロスしてしまった。
高速料金は無料。国境付近に関税を払うところはあるようだが、高速代はいらないのでそのまま走ってOK。
速度取り締まり機も所々にあるので気をつけるべき。また、オランダの車はだいたい制限速度ぎりぎりではなくて数キロから10キロ減くらいをキープしている車が多かったと思う。でも、下道では割と飛ばしている車が多かった。
当然ではあるがオランダに入ったとたん黄色のナンバープレート(オランダのプレートは日本の軽自動車みたいな黄色)だらけになる。意外とドイツからの車が少なかったと感じた。滅多に白いプレートに会わない。
ガソリンスタンドは所々にあるので給油には困らないと思うが、ガソリン代はドイツよりも高い。(1,2割は高いのではないか?)ドイツにいる間に満タンにしておくのも良いかもしれない。
駐車場
アムステルダム市内の駐車場料金はものすごく高い。オランダの物価はドイツと比べると若干高めだと思うが、駐車場代はものすごく高い。
ゴッホ博物館から5分くらいのところの路駐で1時間4ユーロ。さらに市内に入ると5ユーロくらい取られる。我が家の周辺ならこれだけで1日停めてもおつりが来る値段だ。
オランダ人は小銭を山ほど持って駐車するのかと思ったら、クレジットカード、ECカードなどで支払えるようになっていた。
私が使ったのはカード対応(というか現金は不可)のもので、英語表示にも出来た。それに沿っていくと、まず自分の車のナンバープレートを入力する。そのあと、何時間停めるか、1日券にするのか、と進む。時間単位の場合には5分単位で加減できる。時間を決めたら支払いへと進み、私の場合はECカードを入れて、PINコードを入れると精算完了。レシートがいるか?と聞かれるのでYesを押すと領収書が出てくる。時間も記入されているので出しておいた方がいいかもしれない。
周りを見ると領収書をフロントガラスのところに置いている車はなかったのでここで入力したナンバープレートで管理できるのであろう。何カ所かで停めたのだが、1カ所どうしても精算できない機械があった。しばらくやってもダメで待っている人がいたので譲ったのだが結局その人もあきらめていた。仕方がないのでもう少し先の機械を使って精算した。初めての精算がこれだったらちょっと悩んだかも。
街中の運転
先にも書いたが、割と飛ばしている車が多い感じがしたが、慣れない道で速度違反を取られるのもいやだったので制限速度以下を確実にキープ。別にあおられることはなかったが、ドイツナンバーが珍しいのか見られることが多かったかもしれない。
オランダは自転車大国とも言われていて自転車専用レーンがある場合が多い。右折の際にはよく見て巻き込み注意。さらには、暗くなってもライトを点灯せずに走る自転車が多いので危ない。自転車は割と我が物顔で突っ込んでくるので無灯火で分かり難いがかなり注意することが必要だった。また、ヘルメットを被っている人も少ない。なぜなんだろう?こういった安全感覚はドイツと全然違う気がする。自転車大国、というか車の維持費が高いから自転車が多いだけ?自転車に乗っている人が合図するのもあまりきっちりしていない感じ。
ドイツだと例えば左手をぴっと指すと後ろも見ずに左折するくらい自転車が車と同じような振る舞いをするのに対してオランダは自分で見てOKそうなら合図もせずに曲がる、という感じがした。
ガソリン給油
値段は180ユーロ/100Lくらいか。今のドイツの価格より結構高い(我が家周辺では150から160ユーロくらい)。ガソリン車の我が車にはEuro95というのを入れた。まあ、ガソリンの種別は見ればだいたい分かりそうだった。
給油はいわゆるセルフ方式。ノズルは自分で握ったままにしなければならなかった。レバーを引っかけておけるドイツ式ではなく、日本のように握ったまま。(1カ所でしか入れていないので一般的かどうかは不明)
給油が終わると中に入って番号を言って精算、はドイツと同じ。英語でNumber 4といったらドイツ語でヌーマーフィヤ?と聞き返された。
一般にオランダでは英語、ドイツ語いずれもある程度通じることが多いようだ。
ランナバウト
オランダの交差点にもぐるぐる回る交差点がたくさんあった。抜け方は基本的に同じだが、自転車専用レーンもあるので自転車の動きにも注意が必要。また、1つ目の出口で出る場合と2つ目で出る場合で入るレーンが違う場合もあったので道路に書かれている絵に注意。
オランダ側からドイツに入ったところ