2011年7月16日土曜日

ドイツで車を買う

最初に買った車は、基本的には家族みんなで乗れる車だ。家族旅行、送り迎えなど安全で快適な車を選んだつもりだ。
今のところは、通勤に使っているが、いずれ家族で集合すると、みんなで出かける時はきっといつもこの車になるはず。
そういう意味でもこのシトロエンC4Picassoは家族みんなのお出掛け車として記憶に残るであろう。
さて、家族が合流すると通勤のほかに学校への送り迎えが必要になる。
トラムでも物理的には十分可能。だが、幼稚園と小学校が離れているため、できれば車でフレキシブルに動きたい。と、いうことで合流した後は2台体制を考えている。基本的には今の車を送り迎え、買い物などに使ってもらおうと考えている。
そこで今日、意を決してディーラーに乗り込む。気持ち的にはハードルはシトロエンよりも少し高いメルセデス。
日本では"ベンツ"だが、こちらでは"メルセデス"と、言った方が通りが良いみたいだ。
狙いは、B-class。もちろん予算の都合があり、中古のかなりギリギリのを探すことにになる。ドイツでは10万キロ以上走った車もたくさん中古として売ってはいるが、クラッシック、という雰囲気のある車も多い。ある程度古くなると別の国に輸出される、とも聞いた。
WEBで狙いをつけておいた車をネットにて問い合わせ、週末試乗したい、とアポをとっておいた。ディーラーに行ってもやはり営業の人が食いついてくる訳でも無く、いくつか見ながら時間がすぎでしまった。しかし、ここで帰ったらメルセデスは諦めるしかないのでもう少し頑張る。やっと営業らしき人とコンタクトが取れて話を始められた。狙っていた車は中の一番良いスペースに置いてあった。いくつか気になることを聞いたり営業からのお薦め機能などを話す。試乗をお願いしたところ、1時間程度可能、とのことで手続きをする。メルセデスでも試乗は基本的には一人でできる。しかし、ちょっと契約が細かかった。100キロを超えたら1キロ当たり○ユーロ、とか100キロ超えなくてもガソリンが一定の量減ったら足しておく、など。
まあ、一時間程度ではそのようなことは考えなくても大丈夫。
で、1時間ほど街乗りをしてみる。5年落ち、7万キロ超、ということでどの位ガタがきているのか見たかった。エアコンのインバータの音がちょっと大きくて気になる。マニュアル車なのだがシフトチェンジの感じはちょっとガタがきている感じ。
まあ、全体としては気に入ったがちょっと踏ん切りがつかない。
同じ値段で色がイマイチのもう一台は内装が良くて、パーキングセンサも付いている。これも気になる。営業の人にもこの点を
言ってみると、こちらは排気量が少し大きめなのでガソリンを食いますよ、とのこと。それでもリッター当たり13キロ位いくみたいだ。ちなみにドイツでは100キロ走るのに何リッターか、という数字で評価しているので、6.6l/100kmのように表示されている。
この車の試乗は今日はできない、と言われてしまい、週明けに出直す事にした。これでもか、と売り込んでくる日本の営業とは違うが、ドイツなりのベストエフォートなのだろう。

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