2015年10月31日土曜日

ドレスデンハーフマラソン

一部繰り返しになりますが、覚え書きにもう少し詳しく書いておきます。

朝の気温は10度以下でちょっと肌寒かった。悩んでいたが、足首までのタイツと上はTシャツと長袖を着た。受付でもらったゼッケンは長袖の方に着けた。
スタートポイントは申し込む時に申請した目標タイムに応じて決まっていたようで、だいたい4分後にスタートできそうと表示されている「C」の場所。でもスタートの合図からは2分くらいでスタートラインを通過。
最初は飛ばさない、と言い聞かせ6分以上のペース、と思っていたけど、混雑していて飛ばしようがない状態でだいたい7分以内のペース。23キロあたりからばらけてきたので、ちょっとずつ抜き始めた。でも、飛ばし過ぎないよう6分ペース。
5キロあたりは調子も出てきて周りの人も長袖を脱いで腰に巻いたりし始めてだんだんペースが上がってきた。
8キロあたりでエルベ川を超える橋に至る地下道。普段は車専用の所。声を出すと反響して面白いのか?前からウエーブのようにウォーっと声をあげてみたり拍手してみたりとみんな楽しんでいる。地下道を抜けると新しい橋 Waldschlößchenbrücke
所々でドラムなどを叩いて応援している人がいて、手を振ったり拍手して通過したり。この辺りが一番楽しかった。
橋を抜けると結構長い直線。この後グローサーガーテンを一周だなあと思い始めた頃右膝がピリッとした。まずいか?イヤイヤ気のせいだ、と走り続けたが、やっぱり痛い。ここで一気にペースダウン。今まで一緒に走ってた人がどんどん前に行く。まだ週末の10キロ練習より短い距離。
ここまでのペースなら2時間切れるな、と思っていたけど、どんどん貯金が減っていく。我慢して、仕方がない、とにかく完走はしたい、と思いながら走った。15キロ越えたあたりで平均5:40を超えて遂に貯金ゼロ。完走を、と痛さをこらえる。19キロ表示が見えた頃、ちょっとした段差があった。この時右脚が少し曲がるくらいの段差だったと思うが、気が付いたら転倒していて頭も打った。右脚が上がらなかったみたい。やっちまったか?となんとか座るとすぐ後ろを走っている人が大丈夫か?と声をかけてくれる。Danke, okとは言って先に行ってもらったものの、眼鏡はズレてるしイヤフォンも片側取れてるし、頭も痛い。でもなんとか立って歩き始められた。イヤフォンを直して眼鏡をかけ直して少し歩くと給水所。ここは仕方ないので歩きつつ水を飲み、やっと少しずつ走り始めた。
あと2キロ。いつもの練習よりずっと短い距離だ、と言い聞かせつつゴールを目指す。あと1キロを切った所で追い抜く人が「頑張れ」と声をかけてくれた(もちろんドイツ語からの意訳)。自分もしんどい所だと思うと、とても嬉しかった。
最後の角を曲がりやっとゴールラインが見えて時計の表示を見ると2時間6分を超えていた。あー。やっぱり2時間は切れなかったなー、と苦笑いしつつゴール。
完走者がもらえるメダルを掛けてもらって、まずは水分補給を、とアルコールフライのビール。それからリンゴ、去年もそうだったけどこれが美味しい。
バナナも貰って一休み。ゴールしたご婦人が脚、大丈夫?とゼスチャーで気を使って下さった。
ゴール直前で応援してくれた家族と合流。


ちょっと右膝で残念だったけど、2時間切りは次の目標にとっておこう、と。

2015年10月18日日曜日

Morgenpost Dresden Marathon ハーフ走ってきました

なんとか完走はできました。
目標は、怪我せず、完走、あわよくば2時間切り、でした。
完走はできました。10キロ過ぎから右膝が痛くなってきてすっかりペースダウン。19キロでまさかの転倒。膝が小さな段差についていけませんでした。
反省しきり。。10キロまでのペースなら余裕で2時間切れたかもしれないのですが、5分ほどオーバーしました。
膝も痛いので目標は一つしか達成できてないことになってしまいました。まあ、でも沿道の人は応援してくれるし、ゴール直前で自分もしんどいのに頑張れと手を叩いてくれる人もいたり、とても楽しいマラソン大会でした。

2015年10月17日土曜日

Mercedes-Benz Museum

メルセデスベンツ博物館に行った。
Stuttgartの街に入った時から盛り上がる自分をよそに家族は今夜は何を食べようか、と夕飯の相談。
当日は朝から気合を入れて、といっても開館の少しあとの9時半頃到着。Mercedesstraßeにある博物館へ。まだショップは開いていなかったが必ず帰りには寄ろう、と思いつつ上の階の博物館入口へ。
On-lineで買って行こうと思っていたのだが、何故かクレジットカードでの決済が出来ない状態で、カードを替えてもダメだった。システム自体がおかしいみたいだった。問い合わせメールのアドレスにおかしくなってない?とメールしたら、すぐに当日買えるので気にせず来てください、とのことだった。まあ、平日だったこともあって行列もなくすぐにチケットは買えた。大人は8ユーロ。子供は無料。それでもチケットと館内の案内地図はもらえてそれを持ってAudio guide貸し出しのところへ。日本語も対応しているので、日本語で、とお願いすると「コンニチハ」と渡してくれる。この機器少し壊れ気味なのが多いのかもしれないのでダメだったらすぐに受付に戻って替えてもらった方がいい。子供のは全然だめで、私のはイヤホンの接触がすぐにだめになってコネクタのところをいじって直す、というのを繰り返すことになってしまった。

日本でベンツというと高級乗用車のイメージですが、車を発明したこの会社はトラックや救急車、消防車から特注の防弾ガラス付きの車までいろんな車を作っています。
もともとは高級な馬車がエンジン付きで動く、というところから馬車から発展した高級車、そして産業の発達に欠かせないトラックや人命や財産を守る救急車や消防車、とあらゆる車社会に関わっています。一時期離れていましたが、昔も今もレースカーも手掛けています。

車好きにはたまらない博物館ですが、一日券とは言え、まあ家族連れなら半日あれば良いか、と思いました。自分一人ならおそらく一日いたと思うが。
見学が終わってショップに行くと日本人の団体客が大勢いて驚いたが、団体客は博物館内は見ずにショップだけに来たみたいだった。このあとポルシェにも行ったのかな?

子供はミニカーなど、私も自分へのお土産を買って終了。

駐車場は確か最初の3時間が1時間当たり1ユーロ、その後は1時間当たり2ユーロだったと思います。我が家は清算したら5ユーロでした。




2015年10月12日月曜日

La Cheteau CREMANT DE LOIRE


BRUTのROSEなので飲み口はすっきり。
スパークリングは瓶が重いので捨てるのも大変ですが、我が家はスパークリングも大好きなのでどんどん瓶が溜まってしまいます。
子供達は秋休みに突入。


2015年10月11日日曜日

近所のイタリアンがいつの間にかハンガリーレストランに

車で5分ほどのところにあるイタリアンで割とおいしいよ、と聞いていたのでいつか行くか、くらいに思っていたのだが、この間その機会ができたので行ってみることにした。
駐車場は付近にいくらでも路駐ができるところなので気にせず車を止めて、レストランに向かうとなんか雰囲気が違っている。確かイタリア国旗もあったと思うのだが、無い。
レストランは確かにあるのだが、よく見るとハンガリーレストランになったみたいだった。
何となく心はイタリアンになっていたので、別のところに行くことにした。

ここはもう少し自分のアパートに近いところ。平日のランチメニューがあって、なんと5.5ユーロでサラダ付き。
行きたかったところは実は毎日子供達を学校に送る時に通っているところ。全然気がつかなかった。。

ほうれん草とトマトソースのパスタ。


2015年10月4日日曜日

出張中のいろいろ

まあ、移動中はいろいろあるわけで、こんなこともあった、という覚書に。今回ヨーロッパ内での出張。

まずは、出発空港の荷物検査
今回当たりだったのか、手荷物検査は何事もなく通り過ぎたのに、ちょっとこちらに、と呼ばれウエットティッシュみたいなもので洋服のポケットとカバンの開け口など手で触るところを一通り拭き取られて検査器に掛けられた。
当然ながらやましいものはないのだけど暫く待つとOKとのこと。なんか変にドキドキしたが、たまにはこんなこともあるのかな。
顕微鏡みたいな感じだったけど、薬物検査か何かかな。暇だったからなのかな。

帰りの荷物預け
チェックインはWEBで終了していたので荷物だけ預ける手続きに。たまたま暇な時間だったこともあり、行列はほとんどなくビジネスクラスの方の窓口は誰もいない。そこで、そこの女性がこちらへ、と呼んでくれた。おお、まあこういうこともあるかね、とWEBチェックインした画面を見せてパスポートを渡した。
パスポートにはドイツでの労働許可証と滞在許可のVISAカードを挟んでいる。そこで、女性がパスポートを開けるとそのカードが床まで落ちた。まあ、日本なら内心どう思ったかは別としてまずはお客に謝るところですが、めちゃくちゃきつく "Don't do it" とパスポートには何も挟むな、と睨み、しかも落としたものもすぐに拾わない。荷物の手続きなどが終わってやっと拾い始め、落とした許可証とカードを見せてこの2つで全部か?と。
その後それらを返してくれ、荷物を預け終わりチケットに荷物の預かり証を貼り付け返してくれたのだが、シールはわざわざはみ出ているし、改めてカードを見せろ、と言ってくる。なんのカード?と聞くと先ほど返してくれたVISAのカード。なんで返してから言うの?とか、この時点で滞在許可のVISAをチェックする必要もなく何がしたいんだかわからなかった。
帰りなのでドイツ国内ではないが、ドイツを代表する航空会社、大丈夫なのか?しかもビジネスクラスの窓口。

お酒
一度乗り継ぎがあるので、乗り継ぎ空港での荷物検査で取り上げられる気もしてちょっと心配だったのだが、最初の空港内でお酒を買った。(実際ダメだった人の話も聞いたことがあり)チケットを見せて乗り継ぎ大丈夫?と聞くと透明の袋に入れてくれてこれで大丈夫、とのこと。まあ今回は最悪取り上げられそうになったら一気飲みできるミニボトルにしておいた。(一気飲みはしないと思うけど)
フランクフルトで乗り換えたのだが、荷物検査では何も言われなかった。
ワイン好きではあるが、今回はちょっと有名なシングルモルトのウイスキーを買ってみた。

税関通り抜けで引っかかる
フランクフルト空港の税関。何も申告するものがないところを素通りしようとすると私だけ呼び止められる。パスポートと荷物を見せてくれ、と。
パスポートには再びドイツの滞在許可証を挟んでいたので、その女性は、あードイツに住んでるのね、ドイツ語でいいよね?と聞いてくる。ホント申し訳ありません英語で、と言うと笑われてしまった。
手荷物の検査は結構厳しくて、新品はないのか?とか(例の税金払わされる質問。どこかのサッカー選手のようにブチ切れる人はいないと思いますが)たまたまカバンに入っている書類とか封筒なども中までチェックされた。ドイツでは何をしているのか?とか日本で何買ってきたの?などの質問。行き先は日本ではなかったので、お酒を見せながらここに行ってきたんだ、と説明。
この時点でトイレに行きたくて内心は焦っていたが、挙動不審にしていると長引くので笑顔で終了。

荷物検査再び
お酒は大丈夫だったが、金属探知機を抜けるとブザーが鳴る。(今回は全身スキャナーではなかった)
何人かブザーなしだったので係員も暇そうだったのだが、ちょっと面倒くさそうだったけどボディチェックがはじまった。まあ、統一記念日だったこともあったのかもしれないけどやたらと厳しかった。今大事なところも触ったよね?とか思いつつ、検査終了。
荷物を集めて抜けていくと行きの検査の時にされた薬物検査(と思われる)のスキャナーみたいな機械もやはり置いてあった。
かなり混雑していたが、受けている人はいなかった。

VIPと一緒
しがない駐在員なので移動はもちろんビジネスクラスではないのだが、帰りの飛行機はゲートからバスで移動して乗り込むことになり、たまたまではあるが、バスから降りて一番先にタラップを登って機内に。
バスが飛行機の近くについてから結構待たされていたので、この飛行機ではないのかな、と思い始めた頃にドアが開いた。この時点で機内でいろいろしていたのかもしれないが、一番に乗り込んだのにすでに機内には数人の乗客が。しかもビシッとしたスーツを着た紳士が3人、耳にはイヤフォンを着けたちょっと若いがごつい人。そして上品な女性が一人。ビジネスクラスではなくエコノミークラスの真ん中あたりに座っている。私はたまたまその人たちの後ろの席。
誰なんだろうか?メルケルさんではないことは確かだが、おそらくは政府か州政府の高官か?という雰囲気はあった。
飛行機がつくとみんなと一緒に降りたが途中から別の出口に向かい飛行場に停まっている黒塗りの車に乗ってパトカーに先導されて行ってしまった。