2014年7月31日木曜日

ロンドン交通事情

今回はレンタカー無し。ロンドン市内は地下鉄やバスが縦横無尽に走っているので基本的に電車で移動で問題ないので空港でOyster Cardを購入。日本のSuicaみたいなタッチ式の切符で窓口で1週間乗り放題の金額を入れてもらった。
地下鉄やバスを含めて共通に使えるのでとても便利だった。ロンドンの地下鉄などはZone分けされていて今回の観光ではZone-1, 2だけで十分だったのでこの区間内の1週間乗り放題としてもらった。大人一人 £31.40だったのだが、London city airportはZone3なのでZone2までの往復£3.10とデポジットで£5.00が必要。返却するとこれは返ってくるが、なんとこの空港では返却は出来ません、と言われてしまった。(返却は地下鉄のみだそうだ)でもこの地下鉄から空港までの料金を考えたらそのままでもいいか、と思って帰ってしまった。観光客用の使い切りのもあるので滞在期間によって選択の幅はあると思う。また、子供用のカードはあらかじめ申し込む必要があるので、入国後に購入するのは無理だった。子供用には毎回紙のチケットを購入。一日乗り放題で£3.60
DLRなどでは出入るする際に前にタッチするが紙のチケットは入れるところがあったりなかったり。紙の場合にはそのまま入れば良いらしい。地下鉄などは大概タッチするところと紙のチケットを入れるところが併設されている。10歳以下は無料なので大人と一緒に入るのだが、改札が閉まるのが結構早いので頑張ってくっついて入るか、大きめの改札(車いすや大きい荷物を持っている人用)を通った方が良かった。
検札の人にはDLRではほぼ毎日車内で会った。赤いポロシャツを着た人が突然歩いてくる。正しいチケットを持っていなかったり入場の際にタッチしていないと罰金。£80と書いてあったので結構な値段。ちゃんとしたチケットを持っていてもちょっとドキドキ。

2階建てのバスにも時々乗った。短距離だと2階に乗ると下りる時に急がなければならないのだが、少し遠いところまで行く時は上に乗ってなかなか快適な移動となる。
バスの場合でもタッチするところがあるので乗車する時にタッチする。(ちなみに前から乗る)紙のチケットは見せるだけで良かった。

これで地下鉄掘りました

2014年7月30日水曜日

夏休みはロンドン

今年の夏休みはロンドンに行くことにした。赴任期間中、必ず一度は行きたいと思っていたところ。泊まったのは中心地から少し外れたGreenwich。グリニッジ標準時の起点となるグリニッジ天文台があるところ。
Greenwichと言えば学生時代にバイト代を貯めてイギリスに2ヶ月ほど滞在したことがあるのだがその時のロンドン観光の1箇所だった。その時はロンドンの中心地から船でテムズ川を渡ったなぁ、などと一人感慨にふけっていた。
子供達には東経と西経をまたいで写真撮るぞ、と盛り上げてみたが一人を除いてイマイチピンとこないみたいだった。
学生の頃は地下鉄はなかったと思うのだが、綺麗な地下鉄が市内に向けて走っている。また、空港がLondon City Airportだったのでそこからも1時間以内でホテルにチェックインできた。
ホテルはテムズ川沿いの新しいマンション群の一角でまだ周りには工事しているところもある新興の綺麗なアパートタイプのホテルだった。
初日は近くを散策して川沿いにあるCutty Sarkの船を見たり、公園に足を延ばしたりしたのだが、雨が急に降ってきたので散策を終了し、ちょっと早いがたまたま近くにあったレストランで夕飯にした。天文台は別の日に行くことにした。

初日のレストランは特に考えていなかったのだが、飛び込みで入ったこのレストランは料金前払いの気軽な感じで子供連れでも楽しめて、滞在中2回も行ってしまった。天気が良い時はテラス席に座って食べたのだが、結構繁盛していたと思う。

最初は定番のFish and Chips

近くに大きなスーパーがあったので朝ごはんなど買い物をして初日は終了。ビールとワインも忘れずに。
今回、5泊したのでロンドンの話はまだまだあります。

アイルランド運転事情

今回レンタカーは借りなかったのだが、タクシー含めて毎日車には乗った。ダブリン市内にはほとんど無いが、高速での入り口や交差しているところ、少し郊外に行くと普通の道路の交差点にはランナバウトがたくさんある。
アイルランドは右ハンドル左車線のため、回る方向も時計回り。混雑するところには入り口に信号もあったりする。
また、中が複数車線になっていて何番目で出るかによって車線を移っていかねばならない。慣れれば簡単、と言われたが、最初はやはりちょっと戸惑う。
ドイツでも正しい抜け方をちゃんと教わったわけではないのだが、自分は出る時だけ右ウインカーを出す。アイルランドでは入る時に右ウインカーで出る時に左ウインカーを出している人が多かった。中で右ウインカーを出しているうちは出ないよ、という意思表示にもなっているみたいだった。全然出さない車も多かったが。
郊外のホテルだったのだが、その周辺の歩道に関してはあまり良くないと思った。歩いていくと交差点を過ぎたら歩道が無くなっていたり、反対側にも無くて芝生の上を歩かなければならなかったり、と一貫性がない感じ。
広いところはたいてい自転車と歩行者のレーンが区切ってあるのは良かった。
車道を横断する時はいつもと反対から車が来るので要注意。

車に関してはマニュアル車が多いようでオートマの中古を探そうとすると、ほとんど選択肢が無いらしい。ドイツ車も沢山走っているし、ヨーロッパ各国の車を始め、日本車もそれなりに走っていた。

2014年7月23日水曜日

ようこそドイツな再入国

ロンドン経由でアイルランドに行った際、ロンドンでは入国の際に紙への記入が求められ、入国のスタンプが押された。ヨーロッパ内を旅行してもほとんど判子が押されないので久しぶりの入国スタンプ。また、アイルランドでも入国の際には大きな判子が押された。(アイルランドのスタンプはとても大きい) イギリスの出国スタンプは無し。
帰りもロンドン経由で帰ったのだが、アイルランド出国は早朝便にもかかわらず結構な混雑。
出国の判子は無し。ロンドンで再び入国審査があるのか、と思っていたのだが、EU圏内からの人はこっち、という通路に従って行くとそのまま入国完了し、出国審査へ。ドイツからもEU圏内からの入国のはずなのだが、何が違うのだろう??
ロンドンからの出国も判子無しでそのままドイツへ。

ドイツ入国はVISAもあるし、判子無しで入国はスムーズだろうと思っていたのだが、これが違った。審査官はVISAを見ると当然ドイツ語で良いよね、という感じでドイツ語でいろいろと質問してきた。うーんと返答に困っていると英語でドイツに住んで働いているんだよね?と質問されYesと答えた。特にそれ以上の質問はなかったのだが、パスポートとVISAのカードのチェックが入念ですごかった。
パスポートのすかしやブルーライトを当ててのチェックや紙を曲げてみたり斜めから見てみたり、写真と私を5回くらい見直したり、VISAのカードにある私のサインのところを爪でかりかりと削れるか試してみたりと、どういう嫌がらせか?という感じだった。



2014年7月22日火曜日

アイリッシュコーヒー

アイルランドでの食事は出張中でもあり、あまりホテルの外には出ないのであるが、レストランではアイルランドの牛肉がお薦めらしく、どのレストランに行ってもステーキがある。
焼き方はともかく、頼んだリブアイがちょっとくどかったのであるがおいしかった。
食後のデザートも薦められたのであるが、個人的には甘いものよりもワインで締めたかった。でもアイルランドではワインはできないらしいので輸入、となりドイツの方がコストパフォーマンスは高いと思った。同じEU内ではあるのだが。

食後に飲んだアイリッシュコーヒー
コーヒーとお酒好きにはたまらない組み合わせなのだが、アイルランドで飲むアイリッシュコーヒーは食後の飲み物としてはとても美味しかった。
ホテルに帰ってから生ギネスを追加してしまったのではあるが。単なる酔っぱらいか。。

2014年7月19日土曜日

アイルランドの天気

アイルランドに1週間ほど滞在中。
アイルランドの天気は1日の内に曇り-雨-晴れ-風-曇りといった感じでくるくる変わる。朝、嵐のように雷と雨が降っていたと思うと昼過ぎには晴れていたりして何だかめまぐるしい。
ドイツではほとんど折りたたみ傘は持ち歩かないのだが、今回の出張では折りたたみ傘を持ってきた。何となく正解だったのかも。
ドイツは今とても良い天気が続いているらしく出かけるなら今でしょ、ってかんじの天気らしいのだが、こちらは出かけても良いけど折りたたみ傘も必要かな、というかんじ。
ドイツと比べると湿度もちょっと高いと思う。こちらに来ても時間が取れればランニングを続けているのだが、汗のかきかたが違う。風も吹いているので走っているときはあまり汗は出ないのだが、終わって室内に入ると一気に汗が噴き出す。でもじっとしていても汗が噴き出す日本ほどではない。
今滞在している周辺にはあまり観光地はないと思うのだが、ホテルには結構日本の観光客が泊まっているみたいだ。
仕事で来ているので私は観光する時間はないのだが、まあ、この天気やギネスを楽しむだけでもいつもと違う時間を過ごせて興味深い。
また、ドイツよりも少し北なので夜10時くらいでもまだ少し明るい。時間に気をつけてカーテンを閉めて寝ないと朝起きられない。。。ついついビールを飲みながら時間が過ぎていく。

2014年7月17日木曜日

ドイツビールとギネスビール

ドイツはビールが水より安く、また種類も豊富でおいしい、と言われるし、実際毎日ビールを楽しんでいる。
ドイツから少し西に行くとギネスの本場がある。アイルランドの人に言わせるとギネスはビールではなくギネスなんだ、と言われたりする。確かにドイツで飲むビールとは味も色も違うし、黒ビールとも違う。
製法も詳しくは知らないのだが、きっと違う。後で調べる。

いま、アイルランドにいるのだが、毎日ギネスを飲んでいる。最初の夜は遅くなってしまって缶ビールのギネスを飲んだのだが、あまりおいしくなかった。アイルランドには10年以上前に来たことがあるのだが、この時に感動した味を思い出して、残念に思っていたのだが、レストランで飲むギネスはとてもおいしくて、やっぱりギネスはおいしい、と再確認した。

そういえばギネスはビールじゃなくて食事なんだ、と言っている人もいたかな。大丈夫かな??
やっぱりこのグラスにきっちりと注いだギネスがおいしい。この泡はとてもクリーミー。

2014年7月16日水曜日

ドイツの電力事情

ドイツ国内をいろいろと旅していると目に付くのは風力発電とソーラー発電所が到る所にあることだ。ドイツではこういった再生可能エネルギーが目に見える形としてたくさん存在している、と思う。


日本の原子力発電所の事故についてドイツを初めとして大きく原子力発電に対する考え方が変わったきっかけになったと思う。
ヒステリックな議論に加わるつもりは全くないのであくまで自分の覚え書きとして書いておく。

日本の事故の経験からドイツでは原子力発電所はモラトリアム(事実上永久停止)となった。なぜドイツを見習って日本でこれができないのか、なぜまた再開しようとしているのか?など様々な議論が行われている。
私は正直、事故の前は原子力発電には一種の嫌悪感を持っていた。TEPCOのショールームなどに行くと、原子力発電はクリーンで理想的、などと説明されていて如何に環境に優しく安全なエネルギーだ、ということが強調されていた。
でも、私がこの時感じていたのは原子力発電で出てくる廃棄物や稼働中の原子力発電所はいずれ廃棄されるのだが、この廃棄物の処理については何ら解決されておらず、廃棄される頃には技術的な問題が解決されているはずだ、などということが言われていたことに対する疑念だった。
これはあたかも「有人の宇宙ロケットをとばします。帰りは今は技術が確立されていないけど、帰る頃には大丈夫だからこのロケットに乗って火星に行ってきてくれませんか」、と言われているのと同じだと思った。
こういったこともあり、私は事故の前、原子力発電自体、あるいは増設には賛成できなかった。

一方で日本には石油資源がほとんど無く、輸入に頼らなければならないこと、第2次世界大戦の開戦はこの石油を確保しなければならないことも開戦の原因の一つとなった、という反省から、石油に頼らないエネルギー政策を進めたい、ということは理解できた。
また、原子力発電の究極はプルサーマルや高速増殖炉で核燃料を作りながら発電できる、という技術的に実現するととても夢のような発電方法を実現したいという技術的な欲求があることも理解できた。
これらについては技術者としてはやりがいのある仕事なのかもしれないが、越えなければならないハードルは幾つもあり、失敗することの代償もとても大きいことから実現の可能性もかなり低く、成功するとしてもかなり先の話になる、と思っていた。

そして、2011年3月の事故の時以来感じているのは、この事故の収拾を頑張るしかない、だから反対だったんだ、なんて言っている場合ではなく、人類の英知を集めて事故を収拾しなければならない、ということだ。
事故を見てそれ見たことか、と反対だけを言っているのは無責任でどうやって収拾し、その後どうするのか、を議論するべきなのではないか、ということだ。
そのために今ある原子力発電所を止めるかどうか、は別の議論だ。まずは頑張って収拾しよう。この事故から学ぶべきことを学ばなければならない。

ドイツがこの事故の後、原子力発電所を止めた、原子力発電からの脱却を決めた、すごい判断だ、と言われる。この話もちょっと気をつけたいのだが、ドイツは今国内にある原子力発電所を全部止めたわけではない、ということ、つまり稼働中の原子力発電所はドイツ国内にまだたくさんあること(半分も止めていない)、2020年までに全部止める、ということを決めた、ということ。
また、原子力発電所を止めたことによって不足した電力を原子力発電で発電したフランスから買っているのだからきれい事だ、などと言われているが、正確ではないこと、つまり、ドイツはむしろ日本の原発事故の前も後もずっと電力を輸出していること、などたくさんの理解不足があるように思う。

冷静にデータに基づいた議論をして欲しい、と感じる。
参考になるURL
http://www3.ocn.ne.jp/~elbe/kiso/atompltk00.html
データの出典も明示してあり、ドイツの電力政策を日本語で知る資料としてきちんとまとまっていると思う。

この人類史上最大かもしれない失敗にきちんと向き合い、きちんと収拾する努力をし、乗り越えた先にあるものはこれまでに原子力発電につぎ込んできて得られたものよりも遙かに大きなものが得られるはずだ、と思う。日本人にはこれをする責任も能力もあると信じている。

2014年7月15日火曜日

たまには出張

日本にいる頃は毎月のように出張していたのだが、駐在員になると毎日が出張先、という感じなのでほとんど出張が無かった。
先週は年に一度の健康診断で、まあこれも言うなれば出張なのだが、フランクフルトまで行ってきた。今回は終了後はフランクフルトに泊まらず北東へ足を伸ばしてハーメルンまで行ってきた。この話は別に書くとして、ハーメルンに寄っている間に珍しく出張が決まっていた。
急なこともありチケットは自分で手配。ネットでいくつかの経路を比較してCITYJETに決めた。ここは検索のタイミングで価格がコロコロ変わる格安の航空会社なのだが、今回の経路で探すと行きはエコノミーよりもプレミアムの方が安い。直前だしそういうこともあるのかもしれない。帰りよりも結構高かったし。それなら、とプレミアムにしたのだが8席ある内座っているのは私だけでちょっと居心地が悪かった。席は一番前の窓側。
まあ、離陸前からジュースを飲んだり、離陸後は2本もビールを飲んだりと楽しんだのではあるが。
飛行機は100人弱くらいのミニジェットで結構楽しめる(揺れる)。
経由地からの乗り換え便もプレミアムのはずだが、なぜだか搭乗手続きをすると席が変わりましたと言われ、まさかのダウングレード。プレミアムの席には誰も座っていなかった。変な航空会社だ。

夏休みはこれでロンドン観光の予定なので子供達も楽しめるかな。

2014年7月14日月曜日

最近のランニング

5キロマラソンに参加してからもほぼ毎日夕方に走っている。目標の一つは健康診断の際の負荷心電図。
これは自転車こぎをしながら心電図と血圧などを測るもので5分くらいこぐ中で段々重くなってくるのだがペースを保たねばならない。
最初の健康診断の時には結構きつくて最後の方はペースを保てなかった。何だかこれが悔しくて今年は楽勝でこぎ切ってしまおう、と思っていたこともありランニングを続けていた。
結果はきっちりこぎ切り自分としては大満足。本来の目的の心電図などはこぎ切ったかどうかで判断される訳ではないのだが、まあ由としよう。

ランニングの方は健康診断後もやめるつもりは無いのだが、次の目標を10キロマラソンにするか迷っている。
まだ練習では10キロ続けて走った事ないし。もう少し練習してから決めよう。

2014年7月8日火曜日

ドイツで新品の靴を履くとき

必ず靴底を確認しましょう。
実際に怪我をした人を知っていますが、値段やセール表示などが靴底に張られている場合、シールだけでなくホチキスの芯で固定されている場合があります。
靴底が厚ければ突き抜けることはないかもしれませんが、突き抜けたときには悲劇です。
シールだけが剥がれているときもありますのでよく見てから履きましょう。

最近靴を買ったのですが、実際片側に刺さっていました。危ないです。