2012年10月29日月曜日

エルマネンタワー

ツァイス・イコン設立の母体の一つエルマネン社
ドレスデンにある旧エルマネン社の本社社屋、後のツァイス・イコンの本社はエルマネンタワーとして現存しています。この建物は現在、ドレスデンのTechnische Sammlungen Dresdenとしてドレスデン市の博物館の一つとして使われています。
ドレスデンの街中からは4番のトラムでPohland Plazまで、乗り換え無しで行けます。バスもあります。
最近、通勤途中にもタワーのてっぺんが見えることに気がつきました。
ここは言わば科学技術博物館、という感じですが、子供達は算数博物館、とか呼んでいます。学校の社会科見学で訪れる機会もあるようです。
中には建物の由来となったExactaやZeis Ikonのカメラや映写機の展示等もありカメラマニアにはよだれが出そうなものもあります。

カメラを分解展示したものや日本語のExacta倶楽部という会報の展示もありました。

上階には科学博物館だけあって昔の真空管コンピュータやお茶の水博士が見ていたようなコンピュータの展示など大人にもなかなか興味深いものや子供向けにはさらに上の階にフーコーの振り子、立体のパズル、やゲーム仕立ての展示等もありました。

エルマネンタワーの一番上に上がることも出来ます。遠くには街中のフラウエン教会や青い橋も見渡せます。ちょっとしたカフェもあり、軽食を食べることも出来ます。

一日いて飽きないか、と言われるとそれほどたくさんの展示物があるわけではないので数時間見て回れば十分だと思います。
カメラのペンタ部にエルマネンタワーの絵があったりするのでどちらかというと外からタワーを見た方が興味深い人もいるかもしれません。

エルマネンタワーの隣にある建物には、これまた興味のある人にしか興味がわかない女性の絵もあります。


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