2013年9月26日木曜日

ドイツで納豆を作るには

ドイツでも日本人の多い都市に住んでいる方はあまり苦労がないかもしれないが、当地ではあまり納豆が手に入らない。賞味期限とか品数とか。。
また、一方で関東地方出身ではない私は納豆が無くてもそれほど気にならない。とは言っても、人生の半分以上は関東地方に住んでいたので、時々食べたくなる。子供達も離乳食あたりからご飯に混ぜているので、あればうれしそうに食べる。

日本に住んでいたら考えることもなかったと思うが、納豆は自作できる。材料は納豆菌と大豆だけ。
納豆菌は納豆そのものでも良いので、どこかで冷凍納豆を手に入れたらそれを親にして増やすことで納豆を作ることができる(カスピ海ヨーグルトみたいだが、古いか。。)。さすがに藁にくるんで出来るほど簡単ではない(まず、藁どこ?ですが。。)と思いますが。

作り方はググればすぐにいろんな人が試しているのでそちらも参考に出来る。日本でも結構作っている人がいるみたいで驚いた。黒豆を使うとか、いろんなバリエーションを楽しんでいる人もいた。
おおざっぱには、以下の通り。
・大豆を煮る(圧力鍋があるとなお簡単)
・納豆か納豆菌に大豆を混ぜる
・暖かくして清潔な入れ物に入れ、しばらく発酵させる
 この発酵部分が難しいかもしれない。
 ・断熱できる発砲スチールロールの箱に入れて暖かいお湯を入れたペットボトルと一緒に寝かせる
 ・お風呂場で温かいお湯の近くで寝かせる
 などの経験を聞いたことがある。(40度以下にならないように注意とか)
我が家では、ヨーグルトメーカーを使っている。家電量販店(Media Marktとか)に行くとすぐに見つけることが出来る。小分けに出来る瓶と瓶を並べて保温する機械をセットで売っている。これなら温度調節での失敗はほとんど無い。裸電球で暖める、というのも見たことがある。これなら安上がり。ドイツにはまだLEDや蛍光灯ではない熱を出す裸電球も結構売っている。
だいたい寝かせるのは一晩、というところだが、納豆菌の分量を含め、試行錯誤してちょうど良い粘り具合などを試そうと思う。
納豆になったらもちろん冷蔵庫にしまっておく。
納豆菌はドイツ国内でも通販などで手に入ります。
 Natto starter 11g 11.9Euroでした(+送料)

これまでは、納豆そのものを親にしていたので、これで大量生産体制に。。

こちらはついでに頼んだ"にがり"。豆腐も作れます! 白い粉みたいですが"にがり"です。

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