2013年7月14日日曜日

WBO スーパーミドル級タイトルマッチ

ドレスデンにて清田祐三さんが挑戦するタイトルマッチがあった。
ドイツ人チャンピオンであるロバートスティグリッツとの対戦、ということで完全にAWAY。
普段ボクシングなど見ないのであるが、せっかくなので行って応援してみることにした。
会場に入ると日本人は我々を除くと後援会の方々とその他はパラっといるくらい。全部合わせても30人くらいか?という感じ。あとはドイツ人ばかりというわけでもなさそうだが完全にAWAYの状態。まあ、チャンピオンの有利なように興行は行われるのであろうと想像するので、これは挑戦者としては頑張るしかないのであろう。

開場からすぐに入ったのだが前座を含めて6試合。前座と言ってもタイトルマッチも幾つかありその度に国家斉唱もあり。
フルラウンドまで勝負がつかない場合には得点差による判定となるのだがすべてチャンピオン側の勝利となった。ノックアウトによって勝負がつくと観ている側としてはスッキリするのだがそれは2試合のみであった。内1試合は開始後すぐにヒットしてダウン。一旦立ち上がったが、フラフラで程なくノックアウトとなった。
5試合目は女性によるタイトルマッチであった。女性のプロボクシングはドイツでどのくらい盛んなのかはよく分からないのだが、人気はありそうなのだが、どこか緊張感が緩む、という感じもあった。

さて、メインイベントの清田さんの世界挑戦タイトルマッチなのだが、会場内にいらした後援会の方々とお話をすることができ、何と同級生の方が書かれた高校の校章付きの旗の寄せ書き、と日の丸への寄せ書きを預かることとなってしまった。日の丸を振りたいね、と話していたのだがこんなみなさんの大事なものを預かってしまってちょっと恐縮してしまった。


会場で日の丸を降っているのは我々のみでかなり目立った存在になってしまった。タイトルマッチは生放送もされたようなのだが、皆さんの寄せ書きがちゃんと映っていると良いな、と思う。日本では生放送はなく、WOWOWで8月にやるそうだ。

この試合、パンチのスピードはその前のどの試合よりも早かった。やはりこの試合の格は全く違う感じだった。会場の盛り上がりもすごかったのだがやはり試合の内容もかなり濃かったと思う。終始押され気味ではあったが、終盤はチャンピオンの顔も結構腫れていた。

結果は負傷によるドクターストップで得点差での負けとなってしまったのではあるが、10ラウンドまでよく頑張ったと思います。試合終了後、我々と目があった時に申し訳なさそうにしていたのが彼の人柄を表していると思う。

日の丸を背負って闘えるって、やはり羨ましいし、応援したくなる。君が代の斉唱はなんだか適当に時間で切られてしまうような感じなのではあるが、ドイツ人に日本人の頑張りを少しでも感じてもらえたのであれば良いのではないか、と思う。

これからも健闘を祈ります。


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