2013年6月23日日曜日

世界遺産

日本では富士山の登録で盛り上がっているようだ。
まあ、でも日本を訪れる観光客に富士山を知らない人はいないと思うので、これで知名度が、ということはないと思うのだが、まあ、聞いたこともない観光地が登録されているような実態を考えると、順当な登録はなされるべきだったのかもしれない。一方、この富士山の登録が何故このように時間がかかってしまったのかを考えるべきなのでは、とも思う。ゴミの問題であるとか、登録後も考えて行く必要はあるであろう。

ところで、世界遺産といえば登録後、剥奪された場所がドイツにはある。ドレスデンの街並み、なのだが、この理由は新しく計画された橋だ。住民投票によりドレスデン市民は世界遺産よりも日々の渋滞解消を選んだ。
この橋は街中よりは少し離れたところにあり、街中の景観には影響しなさそうではあるのだが、まあ全体としてそう言われるのなら仕方がないのかもしれない。
Albertburückeなどは最近歩行者、自転車用の橋が併設されたりしているので歴史的な橋の景観よりも実用的な部分を重視し始めているのだろう。
工事はあまり計画通りとは言えないペースで進んでおり、未だこの橋は開通していない。では、ドレスデン市民は日々橋周辺の渋滞で困りまくっているのか、というとそうでもないようなのだが、まあ、事実まだ建設中である。


これは河原から撮ったWaldschlößchenbrückeですが、構造物としてはほぼ完成しています。現在は道路の舗装などが進行中。バス停はあるようだが、トラムは通らないようだ。
ちなみに撮影した河原は少し前の増水の際には激しい濁流だったところだ。今は水位も元通りとなり、サイクリングやジョギングしている人が多数。
正確な開通日はまだ発表されていないようなのだが、このペースなら今年中には開通するかもしれない。
渡り初めのイベントなどあったら家族みんなで行こうと思っているのだが、さていつになるのか楽しみだ。

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